日 時 2009年4月18日(土)
総会のトークセッションに参加して頂いた河井敏明氏設計の第15長谷ビル、妙心寺の退蔵院と衡梅院の庭園、関西木造住文化研究会の拠点「西陣ヒコバエノ家」の三箇所を訪れました。
第15長谷ビル
河井氏とともに、構造を担当した大建設計の村松氏にも説明をして頂きました。

外観:
無垢のスギ材で覆っている
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内部の吹き抜け:
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オフィス内部を見学:内部の共用部分の床やサッシ等にも木材を多用 |
阿じろ
昼食は妙心寺近くの阿じろにて精進料理をいただきました。
妙心寺
妙心寺は京都最大の禅寺でもあり、46の塔頭を有しています。今回は、退蔵院と衡梅院の庭園を訪れました。
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法堂(はっとう):天井の雲龍(狩野探幽法眼守信筆)は見ごたえあり
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 集合写真:忙しい中を駆けつけていただいた高松会長と一緒に
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退蔵院
退蔵院には日本でも有数の2つの庭園があり、新緑の落ち着いた風景を堪能。ゆっくりとした時間をすごしました。

室町時代画聖狩野元信による「枯山水庭園」
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昭和の小堀遠州といわれる造園家中根金作氏によって設計された「余香苑」 |
衝梅院
衝梅院は通常は公開されていません。今回は木愛の会会員の紹介で住職からお話しをお聞きするとともにお茶もごちそうになりました。
庭園:妙心寺派四派の源流である雪江禅師の寺に因んで「四河一源」の庭と命名されている
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関西木造住文化研究会(KARTH:カース)
地域固有の木造伝統文化を活かした安心して暮らし続けられる住まい・まちづくり実現のために、伝統木造住宅の防火・耐震性能向上手法の研究開発等に1999年以降継続的に取り組まれています。今回は、研究会の拠点である「西陣ヒコバエノ家」を訪れ、代表を務める田村佳英氏から、これまでの活動の経緯と伝統構法の防火・耐震性の実験について説明をして頂きました。

西陣ヒコバエノ家:江戸期築の町家(築150年以上)
平成12年に実験の成果として、日本初の京町家再生モデルとして改修されている。
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田村氏にお話を聞く |